子育て・自立サポート ひだち教室
こんにちは、子育て・自立サポート ひだち教室の安藤です。今回は、教室の生徒たちと一緒に挑戦したラフティング体験の様子と、そこで生まれた感動的なエピソードをご紹介します。
ひだち教室では、教室内の学習やソーシャルスキルトレーニングだけでなく、豊かな自然の中で五感を働かせ、心を大きく動かす体験活動を大切にしています。今回の舞台は、青々とした緑の木々に囲まれた渓流でした。当日は川の水量が普段よりも増水しており、遠くからでも白波が立っているのがはっきりと確認できるほどで、スタート前からスリルは倍増していました。
白いヘルメットとライフジャケットを身につけ、青いシャフトに黄色いブレードのパドルを手にした生徒たち。足元にゴツゴツとした岩が転がる岸辺から赤い大きなゴムボートへ乗り込むと、少し緊張しながらも、これから始まる冒険へ向けて自然と引き締まった表情を見せてくれました。
いつもなら怒られることが許される、非日常の驚き
激しい水流を下る合間、近くを進む他のボートと距離が近づいたときのことです。お互いにパドルを使って、豪快に水をかけ合う場面がありました。
人に水をかけるという行為は、学校や家庭といった日常生活の中では「やってはいけないこと」として絶対に怒られてしまう行動です。普段から「ルールを守ること」や「周りに迷惑をかけないこと」を一生懸命に意識して過ごしている生徒ほど、その常識が心の中に強く根づいています。そのため、「ここでは思いきり水をかけ合っていいんだ」「こんなふうに楽しんでいい状況があるんだ」と初めて知った生徒は、目を見開いて本当にビックリしていました。
「本当にやっていいの?」と最初は戸惑いながらも、周囲の楽しそうな笑顔と歓声に背中を押され、パドルで水面をバシャバシャと叩いて水を飛ばした瞬間の、驚きと嬉しさが混ざり合った表情は今でも強く心に残っています。日常生活の枠組みやルールの外へ一歩踏み出し、「状況によって許される自由や楽しさがある」と実感できた貴重な瞬間でした。
全身で水しぶきを浴びて生まれた一体感
ボートが急流のポイントに差し掛かると、水面が白く泡立ち、ボート全体がダイナミックに大きく揺れます。次の瞬間、頭の上から全身へと豪快な水しぶきが降り注ぎました。
冷たい水を全身に浴びながらも、生徒たちはパドルをしっかりと握り、掛け声に合わせて懸命に漕ぎ進めました。流れが穏やかな深みへ出た場所では、ライフジャケットの浮力に身を任せて川の中に入り、ボートのロープを両手で掴んでぷかぷかと浮かぶ時間も満喫しました。カメラへ向けて誇らしげにピースサインを向ける生徒の姿には、大自然の力強さに飛び込んだ清々しさと達成感があふれていました。
一人では圧倒されてしまう激しい流れや刺激も、仲間と一緒に乗り越えることで特別な楽しさと安心感に変わっていきます。
ゴールでの名残惜しさと、帰りの電車に響いた「またやりたい!」
楽しい時間はあっという間に過ぎ、いよいよボートがゴール地点へ近づいてきたときのことです。先ほどまで水しぶきを浴びて歓声を上げていた生徒たちが、ふと静かになり、とても残念そうな表情を浮かべていました。「もう終わっちゃうんだ」「もっと乗っていたかった」という名残惜しさが、その表情から痛いほど伝わってきました。
しかし、その寂しさは体験への強い満足感の裏返しでもありました。活動を終えて乗り込んだ帰りの電車内では、誰からともなく「楽しかったね」「また絶対にやりたい!」という声が上がり、気がつけば参加した全員から「またやりたい!」という熱い言葉が次々と聞かれました。心地よい疲労感に包まれた電車内で交わされる生徒たちの言葉と笑顔に、スタッフ一同、胸が熱くなりました。
心の枠を広げる体験が、確かな自立への一歩に
発達の特性や生きにくさを抱えていると、失敗を恐れて行動を狭めてしまったり、「こうでなければならない」というルールに縛られて心が緊張し続けたりすることが少なくありません。
しかし、今回のようにいつもとは違うルールの中で思いきり心を解放し、「みんなで一緒に楽しめた!」と心から実感できた経験は、生徒たちの心の柔軟性と自己肯定感を大きく育ててくれます。日常生活では味わえない非日常の体験が、生徒たちの世界を確実に広げてくれたと感じています。
ひだち教室では、これからも生徒一人ひとりのペースに寄り添いながら、安心して挑戦し、心を豊かに広げられる体験をつくっていきます。教室の活動内容やサポートについて詳しく知りたい方は、どうぞお気軽にご相談ください。
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犬の介護を通して実感した、特別支援教育の知識と経験の力| 名称 | 子育て・自立サポート ひだち教室 |
|---|---|
| フリガナ | コソダテジリツサポート ヒダチキョウシツ |
| 住所 | 520-0043 大津市中央3-5-9 |
| アクセス | JR大津駅より徒歩9分 京阪石山坂本線島ノ関駅より徒歩3分 |
| 電話番号 | 077-526-7313 |
| ファックス番号 | 077-526-7313 |
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| 開業日 | 2018年12月 |
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