子育て・自立サポート ひだち教室
職人の技量満載❗和菓子お作り体験。
発達障害(特にASD)のある生徒さんと入ったイベント設営バイトの経験から、仕事で安心して動きやすくなる指示の出し方を紹介します。
マップなしの口頭指示でフリーズする理由
ある会場で机や椅子を並べる仕事をした際、配置図がなく、指示は「この列を増やして」「こっちの机を向き変えて」など口頭のみでした。どこまで終わっていて次に何をすればいいのか分からず、生徒は何度もその場に立ち尽くしていました。決してサボっているのではなく、「今、自分は何をすればいいのか」が見えない不安から、頭が真っ白になり身体が動かなくなっていたのです。
担当エリアとマップがあるだけで変わる
別の日の設営バイトでは、会場全体のマップを事前に共有され、現場責任者は2〜3人で1つのエリアを担当する形をとりました。「この範囲を一緒にお願いします」「ここから順番にやっていきましょうか」と伝え、チームでマップを見ながら「どこから作業するか」を話し合って決めてもらいました。すると生徒の動きは一変し、迷いが減ってキビキビと机や椅子を動かし始めました。マップと実際の配置の違いにも自分で気づき、「ここ、マップと違っていませんか?」と上司に伝えられるようになり、作業が進むと「次はどこをやるべきか」も自分で考えられるようになりました。
細かい手順より「担当エリア」と一言の安心
この経験から、発達障害のある人には、「全部を少しずつ」より「このエリアを一緒にお願いします」と枠をはっきりさせた方が安心して動きやすいと感じています。細かい手順リストは、手順に縛られて柔軟に考えにくくなったり、その人なりの「やりやすいやり方」を発揮しづらくなることがあります。特にASDのある人は自分流にこだわる傾向があり、そのこだわりが良い方向に働くと大きな力になります。だからこそ「手順を細かく決めすぎない代わりに、担当エリアと役割を明確にする」ことを大切にしています。その際に意識しているのが、「ここを一緒にお願いします」と「ありがとう」の一言です。「ここにいていい」「ここをやればいい」という感覚が持てると、フリーズが減り、安心して動き出しやすくなります。
一緒に働く人へのお願い
発達障害のある人と一緒に働く上司やスタッフに、現場で意識してもらえると嬉しいポイントは次の通りです。
・2〜3人で1つのエリアを担当してもらう
・会場全体のマップや図を用意し、「この範囲を一緒にお願いします」と伝える
・どこから始めるかは、できるだけチームで話し合って決めてもらう
このとき大事なのは、自分から動いたことに、あまり口を挟みすぎないことです。サポートしすぎると「自分がやっているのに」と感じさせ、自己肯定感を下げてしまう恐れがあります。完全に止まってしまったときには「今どこまでいった?」「次はどこ行けそう?」と軽く声をかけつつ、気づいて動いたことや間違いを指摘してくれたことに「助かった」「ありがとう」と伝え、行動そのものを受け止めるようにしています。細かい手順より、「ここを一緒にお願いします」「ありがとう」の一言が、安心感とモチベーションにつながることを、ぜひ現場で試してみてください。
| 名称 | 子育て・自立サポート ひだち教室 |
|---|---|
| フリガナ | コソダテジリツサポート ヒダチキョウシツ |
| 住所 | 520-0043 大津市中央3-5-9 |
| アクセス | JR大津駅より徒歩9分 京阪石山坂本線島ノ関駅より徒歩3分 |
| 電話番号 | 077-526-7313 |
| ファックス番号 | 077-526-7313 |
| メールアドレス | info@hidachi.net |
| 営業時間 |
|
| 開業日 | 2018年12月 |
| ホームページ | https://hidachi.net/ |
| Facebookアカウント | https://www.facebook.com/hidatikyousitu |
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