ひだち教室体験活動記Vol.58〜蒲生の湯オートキャンプ場〜
子育て・自立サポート ひだち教室
今回は別グループによる、蒲生の湯オートキャンプ場で宿泊活動をした時のお話。
参加した生徒2人は現在社会人です。
技術系のA君、事務系のB君。
テント設営からスタート。
2人はかれこれ10年以上付き合いがあるので、気の知れた仲です。
コミュニケーションをとりながら、2人で試行錯誤しながら設営を試みます。
それでも分からない時は、私にアドバイスを求めてきました。
1時間程で設営は完了。
次は料理です。
ここで買い物や料理をする頻度の差が出てきました。
その差というのが、自己理解の部分で表面化しました。
どの程度自分は食べられるのか?
どの程度食材を買えば良いのか?
漠然と生活してると、分からない人もいます。
A君は普段の生活から自分をイメージし、それに見合った量の食材を購入。
B君は「これぐらいなら食べられるだろう」と思い、肉を約2kg購入。
流石に買い過ぎですね。
A君はご飯の量を計算に入れてなかっため、途中で少し多いと感じ、翌朝に食べると判断。
良い判断です。
B君は私が指摘するまで多いと感じておらず、「無理して今日全部食べる必要がない」と伝えたものの、迷いはあったけど、「食べられる」と言い張り、食べ続けました。
最終的にB君はギブアップ。
翌朝食べることにしました。
同じASDと診断がおりてる2人ですが、どうしてこうも判断の違いがあるのか?
経験の差というのはありますが、一つ大きな要因として挙げられるのは、自己肯定感の高さ。
A君は自己肯定感が凄く高い。
自己肯定感が高いと、障害特性は薄まります。だから、落ち着いて判断と決断が出来る。
B君は自己肯定感が低い。
自己肯定感が低いと、障害特性は濃くなります。だから、落ち着いての判断と決断がしにくくなります。
そんな状態だから、他者のアドバイスを聞き入れづらくなり、意地になって「食べられる」と発言したと思われます。
夕飯を食べ終えてから、温泉へ。
入浴後は2人ともリラックスチェアーに座って、まったり過ごしました。
夜中はお決まりのように、寒かったです。
それでも、前回の時よりは幾分かマシだったのが救いでした。
続く。
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